ぼくの空きみの声




彼は予想通りわたしをふった。

わたしの想いが彼に伝わったことはない。
いつだって届かない。


そしてわたしは屋上へ駆ける。腫らした目を気にしながら。




その日教室へ行くと舞に託されたわたし宛てのレモンティー。ふった次の日に必ず。




これが償いなのかなんなのか知らないけどわたしの一番好きなレモンティー。



これがわたしの日常だった。