そう決めたのはいいものの。 お姉ちゃんの死から ほとんど会話がなかったから何を話していいのか 分からなくなっていた。 幼なじみ。という肩書きがあれば 話しかけられるでしょ! なんて、昨日、まつりに言われたけど そんな簡単なものじゃない。 圭ちゃんの心の閉ざし方は尋常じゃないから。 昨日、一昨日にお参りに行ってあったことを まつりと話した。 私はそのことを考えながら まつりと屋上に向かった。