【続】芸能&恋活動~第2章~




ーデート当日ー


まぁ、私も女の子だからそれなりにオシャレはした。



待ち合わせ場所に着くともう棚浜くんは来ていた。


「ごめんね。遅くなっちゃって…」



「別にいいんだよ。俺から誘ったし。」




『ねぇ、あれって山本ももと棚浜奏太じゃない!?』



そんな声がどこからか聞こえてきた。



「ヤベッ!バレたかも」



そう言って棚浜くんは私の手を握って走り出した。