次の日、私はいつも通りの電車に乗って、いつも通りの場所に座った。
すると…あたりまえのように乗ってくるあの人、桜樹くん。
いつも以上にドキドキしながら彼を横目で見つめる。
はぁ、今日もかっこいい。
そんな事を考えていると目の前に見慣れた靴が見えた。
ハッとして顔をあげると。
「おはよ。椎名さん。」
ひまわりの笑顔を振りまく桜樹くんがいた。
「あ、おはよ…ございます。」
とだとだしくあいさつをしてしまう。
「ぶはっ…なんで敬語?」
「いや、なんとなく?です。」
「全然タメ口でいいよ。」
「えっ、あ、ありがと…。」

