それから私たちは、ミケと一緒に毎日のように三ツ葉公園で遊んだ。
毎日が楽しかった。
しかしある日、マキの元気がなかった。
「マキ、なんか元気ないね。私でよければ、聞くよ?」
そういった途端、マキは泣き出してしまった。
が、話してくれた。
「私ね…昨日ね…病院行ったらね…病気が見つかったの…。手術する方法もあるけど、成功する確率は55%ぐらいだって。私…どうしたらいいか分からないの。」
「受けた方がいいと思う。不安かもしれないけど、治る方法があるんだから、絶対受けな。受けないでもっと悪くなったら嫌だよ。」
私は思ったことをそのまま言った。
するとまた、マキは泣き出してしまった。
「私、手術受けるよ。それでまた、一緒に遊ぼうね—————