ん?

だけど私の部屋に来なくてもよくない?

「なんで私の部屋に来たの?」

「え?だっておばさんがついでに玲愛を
起こしてきてって言ったから?」

お母さんめ…

よくも私の睡眠時間を…

「お母さんのバカァ…」

ふと、琉香が何かを思い出したように
話し出した。

「玲愛遅刻しちゃうよ!」

私は時計を見るともう7時45分だった。

「ヤバい…あと15分じゃん…琉香それを
早く言ってよ!琉香のバカ!」

「ごめん ごめん 僕この頃忘れっぽいかもしれないなぁ…」