side 愛依花

次の日、私はお母さんたちの出発を見送ってから


自分も荷物をもって寮にむかった



転入先の高校は大宮高校と言って



私の住んでるところから2時間以上かかる場所にあるんだよね…



不安に思いながらも駅にむかった



駅につくと、


ちょうど乗る電車が到着していたので私はそれに乗った



その電車は、朝の通勤ラッシュ時だったので


会社員のおじさんや高校生がたくさんいた



駅が進むにつれ、人が増えてきて約30分ほどたつと、


もうぎゅうぎゅう詰めになっていた