「そういえば、
蒼介さん、もうすぐ誕生日だね!
なにかほしいもの、ある?」


「モモ。モモが欲しい。」


迷わず答える蒼介さんに
首を傾げる。



「もう彼女だよ?」



不思議に思って

蒼介さんの顔を覗き込むと
耳元で蒼介さんが囁いた。



「俺が言ってるのは、
その先のことだよ。

楽しみにしてるな」




……………はい?