深いため息をついて
早川が続けた。
「雑誌にでてから、
IT企業の社長とつきあってるとか、
大学生とつきあってるとか、
テレビのリポーターが決まったとか
あることないこと噂されて
もう、こりごり…。
2度とやらないよ……。」
「噂なの?」
「なにが?」
「大学生とつきあってるとか、
モデルやってるとか。」
人目をひく早川がミスコンで優勝してから、
早川の派手な噂が
嫌でも耳に入ってきた。
俺が自分を見失っているうちに、
早川は、
俺とは関わることのない華やかな世界に
行ってしまったのだと思った。
すると、早川が苦笑いしながら
続けた。
「中学のころと、なにも変わらない。
ほとんど毎日、
ここで勉強してるよ?」
「そっか……」
早川の言葉にホッとしている
自分がいた。
「ごめんな、急に。
それじゃ、またな」
早川が、昔と変わっていないと
知ることができただけで、
ここに来て良かった。
すると、早川がぎこちなく言葉を続けた。
「一樹くんにだけは、
変な噂を聞かれたくないって
ずっと思ってた」
そう呟いた早川に
笑顔を向ける。
「でも、早川が変わってなくて、
なんか安心したよ。」
それを聞いた早川が、
ゆっくりと口を開く。
「一樹くん、高校入ってから
金髪になって、すごくカッコよくなって…
もう私のことなんて
相手にしてくれなくなっちゃったんだって、
思ってたから。
前みたいに話してくれて、ホッとした」
照れたように笑う早川に
唖然とする。
「は? 何言ってんの?
早川こそ……
俺の友達が、
みんな早川に会いたがるくらい
綺麗な子だって噂になってて…」
すると、早川が
大きな目をますます大きく見開いて、
じっと俺を見つめた。
早川が続けた。
「雑誌にでてから、
IT企業の社長とつきあってるとか、
大学生とつきあってるとか、
テレビのリポーターが決まったとか
あることないこと噂されて
もう、こりごり…。
2度とやらないよ……。」
「噂なの?」
「なにが?」
「大学生とつきあってるとか、
モデルやってるとか。」
人目をひく早川がミスコンで優勝してから、
早川の派手な噂が
嫌でも耳に入ってきた。
俺が自分を見失っているうちに、
早川は、
俺とは関わることのない華やかな世界に
行ってしまったのだと思った。
すると、早川が苦笑いしながら
続けた。
「中学のころと、なにも変わらない。
ほとんど毎日、
ここで勉強してるよ?」
「そっか……」
早川の言葉にホッとしている
自分がいた。
「ごめんな、急に。
それじゃ、またな」
早川が、昔と変わっていないと
知ることができただけで、
ここに来て良かった。
すると、早川がぎこちなく言葉を続けた。
「一樹くんにだけは、
変な噂を聞かれたくないって
ずっと思ってた」
そう呟いた早川に
笑顔を向ける。
「でも、早川が変わってなくて、
なんか安心したよ。」
それを聞いた早川が、
ゆっくりと口を開く。
「一樹くん、高校入ってから
金髪になって、すごくカッコよくなって…
もう私のことなんて
相手にしてくれなくなっちゃったんだって、
思ってたから。
前みたいに話してくれて、ホッとした」
照れたように笑う早川に
唖然とする。
「は? 何言ってんの?
早川こそ……
俺の友達が、
みんな早川に会いたがるくらい
綺麗な子だって噂になってて…」
すると、早川が
大きな目をますます大きく見開いて、
じっと俺を見つめた。



