中央図書館の出口で
壁によりかかりながら
ぼんやりと噴水を眺めた。
目の前にある噴水では、
幼稚園生くらいの小さな子供たちが
はしゃぎながら水遊びをしている。
小さい頃のモモを思い出して、
思わず目を細める。
…つうか、俺、
こんなとこでなにしてんだろ…
今更バカバカしい…
帰るか……
そう思って、
くるりと振り返ったところで
図書館から出てきた女とぶつかった。
「あ、悪いっ!」
慌てて顔を上げると…
「あー…久しぶり……」
早川が
目を見開いて俺のことを見つめている。
中学の頃はどちらかと言えば
地味めだった早川の
その大人びた華やかなオーラに
一瞬、息をのむ。
「一樹くん…?!」
「あー…早川、久しぶり。
まだ、ここに来てたんだ。
俺はレポート書かなきゃいけなくて、
それで、たまたま…みたいな?」
不自然にならないように
ぎこちなく笑うと、
早川もぎこちない笑顔を返す。
その早川のぎこちなさに、
早川が、
人見知りだったことを思い出す。
「……あの、一樹くん、
ここで会うの、久しぶりだね?」
心なしか、
早川の声が震えている。
「ああ。」
「私は駅で何度か一樹くんのこと
見かけてたんだけど…。」
「ああ…。」
「なんだか、声かけられなくて…。」
「つうか、こんな金髪と話してたら
早川に妙な噂がたつだろ。」
「え?」
壁によりかかりながら
ぼんやりと噴水を眺めた。
目の前にある噴水では、
幼稚園生くらいの小さな子供たちが
はしゃぎながら水遊びをしている。
小さい頃のモモを思い出して、
思わず目を細める。
…つうか、俺、
こんなとこでなにしてんだろ…
今更バカバカしい…
帰るか……
そう思って、
くるりと振り返ったところで
図書館から出てきた女とぶつかった。
「あ、悪いっ!」
慌てて顔を上げると…
「あー…久しぶり……」
早川が
目を見開いて俺のことを見つめている。
中学の頃はどちらかと言えば
地味めだった早川の
その大人びた華やかなオーラに
一瞬、息をのむ。
「一樹くん…?!」
「あー…早川、久しぶり。
まだ、ここに来てたんだ。
俺はレポート書かなきゃいけなくて、
それで、たまたま…みたいな?」
不自然にならないように
ぎこちなく笑うと、
早川もぎこちない笑顔を返す。
その早川のぎこちなさに、
早川が、
人見知りだったことを思い出す。
「……あの、一樹くん、
ここで会うの、久しぶりだね?」
心なしか、
早川の声が震えている。
「ああ。」
「私は駅で何度か一樹くんのこと
見かけてたんだけど…。」
「ああ…。」
「なんだか、声かけられなくて…。」
「つうか、こんな金髪と話してたら
早川に妙な噂がたつだろ。」
「え?」



