番外編☆獣系男子×子羊ちゃん

「あのね、実はこの前、
栞さんから連絡があって、

学校の帰りに
栞さんと会ったの。」


「はぁ?早川とふたりで?」


コクンコクンと頷く。



「意味わかんねぇ…」



「栞さんもね、
甘いもの好きなんだって。

それで一緒に食べ歩きしたりして。」



「女って、ホントわかんねぇわ…」



「でも、お兄ちゃんには絶対内緒。

もしバレたら、
怒ってまた
口きいてくれなくなっちゃうから。

やっと普通に話してくれるように
なったのに…」


「いや、それならむしろ言いたい。」


「え?」


「いや、なんでもない。」


目をそらした蒼介さんを
キョトンと見つめる。


「お兄ちゃんと栞さん、

中学のときもね
そんな感じだったみたいなの。

毎週図書館で会って、
一緒にお昼たべて
一緒に帰って。

特につきあってる…とかでは
なかったみたいなんだけど

話を聞く限り
すごく仲良かったみたい。」


「ふーん。
今回はうまくいくといいな。」



「……でね、
お兄ちゃん、バイト辞めたの。」


「マジで?」



「それで毎週末、図書館行ってる。

パパとママは
やっと受験モードになったって
喜んでるけど、

多分、どちらかと言うと
恋愛モード……?」




「マジなんだ」



「多分……」



「そういえば学校でも、

最近一樹が来ないから
合コン盛り上がらないって

洋二が愚痴ってたな…」



「お兄ちゃんと栞さん
うまくいくといいんだけど…」



「ああ。……だな」