番外編☆獣系男子×子羊ちゃん

***


制服に着替えリボンを整えて、
前髪をもう一度確認して
玄関に向かった。



「お兄ちゃん、学校いってくるね。」


靴を履いている私を
寝ぼけた顔でチラリと見たお兄ちゃんに
声をかける。



「………。」



「いってきます。」



「………。」



「モモ、いってらっしゃい!」


ママの明るい声を聞きながら
静かに玄関の扉を閉めた。



はぁ…………。


お兄ちゃんが口をきいてくれなくなって
一週間が過ぎた。