「みーちゃん、優に何人も彼女がいるって知って、辛くなった?」


「えっ…?」


何で分かるの?


「みーちゃん、優のこと好きだって、気付いたでしょ。」 


「!…うん。優が好き。」


「やっぱり。」


気付かれてたんだ…。


「えっ?美彩、優のこと好きなの!?」


「うん…。」


なんか、照れるなー。


「マジ!?いつから?」


「本当は始業式の日だと思うんだけど、気付いたのはさっき、ゴールにボールが入った後の優の笑顔を見た時。」


「あの時か。美彩、応援するよ。」


「ありがとう♪未来!」


「お前等仲良くなるの早っ!」


そうくんに突っ込まれた。


「何、嫉妬してんの?」


「してねぇよ!」


「俺も応援する!」


「俺も~。」


「星も真聖君もありがとね♪」


「いいって!ってか、真聖でいいよ。」