あたしは『空海高等学校』に通う夏川美彩(なつかわみあ)、17歳。
今日で3年生になる。
あたしは、4年間1度も恋をしていない。
その原因は、中2の時に起きた事故。
中2の時あたしには、同い年の彼氏がいた。
ある日の放課後、いつものように一緒に下校していた時、横断歩道に居眠り運転の車が突っ込んできて、あたしを守ろうとした彼氏は、車に轢かれ、亡くなってしまった。
それからあたしはまた愛する人を失うのが怖く
て、4年間、1度も恋することが、出来なかった。
「美彩~うちらまた同じクラスだよ~♪3年2組。」
「マジっ!?やった☆」
今話しかけたのは、中学の頃からのあたしの親友、三浦梓姫(みうらあずき)。
「じゃっ教室行こー。」
梓姫があたしの方を向いて、満面の笑みで言った。
「うん。行こ♪」
あたしも満面の笑みで答えた。
あたしと梓姫は、2人で教室に移動する。
「クラス替えした後の初めて教室入る時って緊張するよねー。」
テンション高めで梓姫が言う。
今日で3年生になる。
あたしは、4年間1度も恋をしていない。
その原因は、中2の時に起きた事故。
中2の時あたしには、同い年の彼氏がいた。
ある日の放課後、いつものように一緒に下校していた時、横断歩道に居眠り運転の車が突っ込んできて、あたしを守ろうとした彼氏は、車に轢かれ、亡くなってしまった。
それからあたしはまた愛する人を失うのが怖く
て、4年間、1度も恋することが、出来なかった。
「美彩~うちらまた同じクラスだよ~♪3年2組。」
「マジっ!?やった☆」
今話しかけたのは、中学の頃からのあたしの親友、三浦梓姫(みうらあずき)。
「じゃっ教室行こー。」
梓姫があたしの方を向いて、満面の笑みで言った。
「うん。行こ♪」
あたしも満面の笑みで答えた。
あたしと梓姫は、2人で教室に移動する。
「クラス替えした後の初めて教室入る時って緊張するよねー。」
テンション高めで梓姫が言う。