「じゃあ、約束だよ? お昼ご飯いっしょに食べようね!」 バイバイと手を振りながら自分の教室へ戻る來世。 「いやー、來世君が好きすぎるんですね和子ちゃん。 早く告りなさいよぅ、ほらほら?」 ニタニタしながら言う亜依。 そう、私は來世が好きなのだ。 とはいっても、私と來世は幼なじみ。 來世から見て、私が女と見られてない可能性だってある。