「えっ、本当!?」 來世は急に泣きそうな顔から笑顔に変わる。 「本当だよ。」 私は亜依の頭を撫でながら言う。 「うん、じゃあ約束の指切りげんまん!」 來世は嬉しそうに私の小指と自分の小指を絡めた。 ちょっとしたことで私の顔はより一層、火照ってくる。