「Answerの答えは“今日”でしょ? だって和子、今日は化粧しているもん。」 少しむすっとしながら答える來世。 えっ、正解なんだけど。 來世はよく私の事を見てるね。 期待しちゃうぞ、この阿呆來世。 「はい、正解。 偉いねー、來世は。」 そう言って、私は來世の頭を撫でる。 ヤバい、來世の背が高すぎて足がぷるぷると震えてる。 私のその姿を見てか否か、來世はクスリと笑う。 ……可愛いな。