苦しいよ ねぇ
気付いてよ ねぇ
あの子の隣には
誰かと笑い合ってる誰かが居て
私にとって「一人」は
何も苦しいものではなかったはず
あの瞬間私の頭の中で何かが壊れた
だって今は
あの姿が頭から離れない
そうだ
私の隣には誰も居ない
それが事実
私の隣を手で仰いだって
空白だけが
僕を事実に変える
幾ら平気だよ、って
繕って言ってみても
ごめん。無理だ...
無理だよ、
淋しいよ ねぇ
気付いてよ ねぇ
私はあの子達とは
「一人」 程遠い。