「で、俺になんの用だ」




...。遊びに来たなんて言ったら面倒臭い事になりそうだし。
あ!そうだ逃げた浪士。どうなったんだろう。




「......。逃げた方は斬ったんですか?」





「逃した。」





(....。土方さんともあろう方が逃がした?)

珍しいこともあるものだ。
ボクは少し考えたあと、原因を掴めた気がした。

多分、逃げた浪士は韋駄天だったのだろう。
土方さんと話していると襖の外から近藤さんの声がした。


「トシ。入るぞ」



「ええ」



「珍しいな。お前がしくじるなんて」




「まぁ失敗もしておかないとな。明日また、捜査にあたってくれ。」




「御意」



そうだ、気合い入れて確実に見つけ出し

斬る。