俺は満面の笑みで総司に笑いかける。
多分引きつっていると思う。




「そーうーじぃぃ?」






「じっ、じゃぁボクはこれにて退散いたします!お休みなさい」





ーーーピシャン



........ふぅ。アイツが甘味が好きなのは分かるが。
明日覚えてろよ。



総司の行った後を睨みながらため息をつき、
煙管を取り出す。


「まったく。お前も大変だな。じゃあ俺もおいとまする」



「はい。」


こんどうさんは苦笑いを見せ、俺の部屋から出て行った。
それと同時に煙管に火をつける。


総司は、腕が良い。


だが、戦闘になると性格が変わってしまうほど
なんと言えばいいのか。人を斬るのをたのしんでいる。


アイツにもいろいろあるんだろうか。

俺は煙管を口にしたまま、仰向けになった。