私のお肌荒れなさい!!
もっともっと荒れなさい!
そう!まるで砂漠のように!!




『・・・うふふふふふ』






「あの…理事長…なんか笑い方が不気味なんですが…」





まぁ、いけないっ!
アリスちゃんをほっといて妄想に浸るなんて!!




『ごめんねぇアリスちゃん。
すぐに開けるからねぇ~♡』




「はい、
あっ!開きました!」




『うふふ、目の前に大きな道があるでしょ~
その道をまっすぐ進むのよぉ~

それで、私のいる学園管理棟まで来てねぇ~

多分曲がるところはないと思うから迷わないで来れると思うわぁ~♡


じゃあ、待ってるからねぇ~♡』




「はい、じゃあ着いたら連絡しますね」




「はぁい、アリスちゃんからの電話だなんて!
楽しみ過ぎて仕事が手につかないわぁ~♡』




「…仕事はして下さい。それでは、また後で」




『はぁい、お電話お待ちしてまぁす♡』






ピッ


ツーツーツーツー




神様、どうかあの子が平和に学園生活を送れるように見守ってください…