というわけで、ダイのおかげで予定より早く管理塔につくことができたんだけど、
「……ねえ、ダイ」
「何だ?」
「遠くで見てた時からうすうす、思ってたのだけどね
この建物大きすぎない?塔っていうぐらいだから高いのだろうとは思っていたけれど、それにしても高すぎない?
一番上に何か凄く古そうな時計まで着いてるし…」
「ん?そうか?何年も見てるとわかんねぇや
最近は学園の外に出てないしな
外の価値観がイマイチ良く分からねぇんだよなー」
って言いながらダイは乱暴に頭を掻いた
あーあー、そんなにやったら髪が抜けるわよ
なに?ダイは禿げたいの?
それよりも、外と隔離しすぎてるっていうのがこの学園の大きな問題よね
まあ、それが売りなんだろうけれど
「……ねえ、ダイ」
「何だ?」
「遠くで見てた時からうすうす、思ってたのだけどね
この建物大きすぎない?塔っていうぐらいだから高いのだろうとは思っていたけれど、それにしても高すぎない?
一番上に何か凄く古そうな時計まで着いてるし…」
「ん?そうか?何年も見てるとわかんねぇや
最近は学園の外に出てないしな
外の価値観がイマイチ良く分からねぇんだよなー」
って言いながらダイは乱暴に頭を掻いた
あーあー、そんなにやったら髪が抜けるわよ
なに?ダイは禿げたいの?
それよりも、外と隔離しすぎてるっていうのがこの学園の大きな問題よね
まあ、それが売りなんだろうけれど