夕紀side





走ったおかげで授業に間に合った。

もちろん彩月も。

そして授業が終わり教室に彩月と戻っていた。

「まさか高澤宙人くんにぶつかるなんてね…」

『超怖かったよ!オーラがハンパなかった…』

「にしてもあたし置いていくなんてひどい~!」

『ごめんって!何かジュース奢るから!』

「じゃあピーチジュースね」

『OK!』

途中で自動販売機に寄りジュースを買って教室に戻った。