バンッ! 「言えや!!」 ビクッ 宙人はそう言いながら私を下駄箱に追いやり、私の顔の横に手を置いた。 殺気立っていて いつも以上に怖くて 肩を揺らした。 『宙人…には…言え…ない』 かろうじて出た声は弱々しく雨の音に負けそうだった。 「……………のかよ」 『えっ?』 宙人がボソボソっと小さな声で何かを呟いた。