命預けます・・・あなたに・・・。

「遅かったな?」


親父の言葉に俺は何も言わず、
ソファに座った。


「いきなり呼ぶんだから、
新之助も大変でしょ?

それにしても、
何格好つけているのよ?」


母親の言葉にさっきの兄貴の言葉・・。


俺にとっては普通・・常識の範囲内の
格好をしているだけだ。


確かに普段はジャージ姿で、
これでも時期組長か?と自分でも
思う時があるけど。


「良いじゃないですか?

新之助さんもおしゃれをしたいと、
感じるんじゃないんですか?


いつもピリピリとした生活の中で、
ここに来た時でもおしゃれな格好は、
私の目の保養になります。」


「おいおい!!!」


ちょっと姉が褒めるだけで、
兄貴はかなりのやきもちを焼き、
皆が苦笑いをした。