「中村先生…」 「…さあ、早く次の授業の準備をして。俺も、もう少しで行くから」 「は、はい…!」 私は慌てて返事をすると、駆け足で部屋を出た。 ーーー 「ねえねえ。今日は鬼ごっこしないよね?」 その夜。 夢がベッドに寝転びながら、私に問いかけてきた。 「…ん、今日は無いみたいだね。由梨花の件もあったから、反対する人もいたしね」 「…そっかぁ…。何だか、意外に楽しかったんだけどなぁ…」