クラス狩り





「…もう止めろよッ!!」

恭平が急に叫んだので、私はビクッと体を反応させた。

「…今更、なんだかんだ言ったって…由梨花が戻ってくる訳じゃねぇし…」

「…で、でも…」

「……先生は事故だって言っただろ?…だから…誰も悪くねぇよ…」

自分に言い聞かせるように言った恭平は、机に顔を伏せた。

「…ねえ…鬼ごっこ…する?」

「…はあ?」

「夜…また…鬼ごっこ…する…?」

「お前、バカじゃねぇの!?死人が出てるって言うのに…まだ、するつもりかよ!?」