「…そうだよ。それに…私達が由梨花を死なせたんじゃないでしょ?…だから、自信を持てば良いんだよ」 「…だよね…。…ありがとう」 夢はそれ以上、何も喋らなかった。 私達はそのまま階段を降りていき、食堂へ入った。 集合時間は過ぎている為、既に席に座っていた皆に一斉に見られた。 しかし私は気にしないようにしながら、ただただ自分の席に向かっていく。 私達が席についたのを確認した学年主任の先生は、マイクを手に取った。