「悲鳴が聞こえましたが、どうかしましたか?」 私が腰を抜かしたままでいると、先生が階段を上ってきた。 「せ、んせ…」 「っ…!?」 先生がその光景を見て、フラフラッと後退りした。 「大丈夫ですか?」 先生に続くようにして、他の先生達も階段を上ってきた。 「たす、け…せんせ…っ」 私が一番近くにいた先生に手を差し出すと、先生に避けられた。 「…ほら、のん…起き上がって」