浮気します!

「心乃は…そいつといてぇの?」




心乃って名前を呼ばれるたびに胸が高鳴って。




か細い声を聞く度に、その手を取ってしまいそうになる。




「あたしね、琉珂…
琉珂がいつも女の子と一緒にいるとこ見る度に辛くて…


そんなときにそばにいてくれたの、手塚君なの…」




けどね、今でも琉珂が好きなんだよ?




だから…









「じゃあ、好きにすれば?」