先輩が道端でぶっ倒れてたんですが。




「せんぱい、やっぱただの高校生ですネ。」


顔が赤いだろう中山に、春はドキドキせずにはいられない。


「それに、先輩はやっぱりやさし…っ」


優しいですよ、そう言おうとした瞬間、熱い唇によって唇と一緒に封じられてしまったのだった。