隣に座る中山との間に、お菓子はない。 至近距離なのを今更意識しながら、中山を見上げる。 座高は靴など関係ないから、ひどく自分が小さく感じた。 「例えば……こういうこと。」 その言葉とともに引き寄せられ、気づいたら抱きしめられていた。