先輩が道端でぶっ倒れてたんですが。




脈絡のあまり無い会話をのんびりしながら歩いていると、春は思いっきり躓いた。


あ、ヤバい…


10センチほどもれる靴を履いてきたことを後悔しても今更おそ…


硬いアスファルトに倒れることを覚悟した時、グイッと力強く引き寄せられた。


………冷や汗だ。


「バカか。気をつけろ。」


覚悟した痛みはやってこなくて、かわりに春を襲ったのは変な動悸と力強い手。