先輩が道端でぶっ倒れてたんですが。




「…綺麗だ。」


「え?なんですか?」

中山が小さく呟いた言葉は、春に届くことはなかった。


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「どこ行くんですか?」

途中電車に乗ってやってきたのはたくさんの人で賑わう、ビルが集まった場所。

「お前が好きそうなところ。」



クエスチョンマークしか浮かばない春だったが、おとなしくついて行くことにする。