そして周りの友達には地元でたまたま知り合った友達、という説明でなんとか収めて、平和な日常が戻ってきた。 あれから中山とは連絡を取っていない。 こまめにメールをするタイプでもないし、ただ毎日を過ごしていた。 ただ、問題の土曜日が明日に迫ると、お節介瑠璃子がわざわざ遠い春の家に押しかけて来たのだ。 「明日はおしゃれして来なさいよ。 メイクも面倒臭がらずにすること。 わかった?」 「え…はい…。」 瑠璃子は遠慮なしに春のクローゼットを漁る漁る。