先輩が道端でぶっ倒れてたんですが。




「え、どったのって!
あの春が!男に全く興味なしの春が!
告白されてもフっちゃう春が!

アノ中山修二とそんなことになってたなんて…。
お姉さんびっくり!
もう大人の階段登っちゃったの!?
中山先輩どうだった?」


……あの。


「何か勘違いしてませんか。瑠璃子さん。」


私たちの関係はそんなんじゃない。と春は呆れながらいった。


ただの甘党友達のような関係、というさっきの説明をこの人は聞いていたのだろうか。