『今日は奢りありがとうございました。

土曜日、空いてます。了解です。』


それだけ打ってベッドに横になると、春は静かに眠りに落ちた。


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翌朝も何も変わらず登校する。


ただ春は忘れていた。


中山が学校まで自分を迎えに来たことで小さな騒ぎになっていたことを。


面倒なあまり、ラ○ンの通知を切っていたことを。