「じゃ、かわりに美味しいお店教えてあげます。」

「手を打とう。」


帰り道を歩く2人の影は、昨日よりも少し、近づいていた。


「…春、こっち向け。」

インカメを準備した中山は一枚ツーショットをとった。

「なんなんですかいちいち行動が急なんですけど。」