先輩が道端でぶっ倒れてたんですが。



「だ、誰ですかソレ。

キスもしたことないのに。」

衝撃的な噂に頭がクラクラする。

キスの下りなど、どこからやって来たのか。

「え、キスしたことねぇの?」

「無いですけど。」

心なしか嬉しそう?な中山に春は小首をかしげる。

「あ、もしかしてバカにしようとしてます?」

思いついた結論に憤慨すると、中山はくっくっと笑って春のからになったパフェを指差した。

「ま、ただの甘党大食い女だな。」


「それもちが……。」


「わないだろ。」


しっかり大きなパフェを感触したて前、違うなどとは言えない。


「だいたいなんでそんな下ネタ系ばっかなんですか。」


心外だ、と言った風に春が言うと、中山が口を開いた。


「黙ってたらそう見える。


…おれは今の春のが好きだけどな。」