先輩が道端でぶっ倒れてたんですが。




「ようは、記憶を塗り替えればいいんだろ?」


「無理で………んっ」


笑い続ける春に中山が視線を向けたかと思うと、2人の影が重なった。


「ここ…道…ですよ」

「ぜんぶ忘れるくらい夢中にさせてやるよ。」


赤くなる春を御構い無しで、中山は深く深く口付ける。