「ーー中山先輩。」 門の少し離れたところに、細長いシルエット。 まぎれもなく中山修二そのひとだ。 『え、またあのこ?』 『どういう関係?』 なんて噂が所々で聞こえる中、春は中山先輩に近づいた。 ここで億してても仕方が無い。 こんな人の彼女になってしまったのだから。