待って。


待って待って待って。


春は今日はいつも通り授業を終えて、1人帰路についていた。


遠くから高校に進学したので、近くに友達がおらず途中からは1人で帰っているのだけど。



春は足を止めずにはいられなかった。



口にくわえていた棒つきキャンデーが落ちそうになるほど、春はこの光景に驚愕していた。