仕事の休憩時間。

携帯電話を開くと
メールが来ている。

"仕事がんばってる?"

青夜からのメールは
日課になっていた。


夜は電話で話し
昼はメールをする。

ご飯を食べる。
ハミガキをする。
お風呂にはいる。

そんな行動と同じように青夜と連絡をとる事は
生活の一部みたいになっていた。


青夜からのメールを
返信しようとしている横から

「乃亜。
今日行ける??」

リカちゃんが
きいてきた。

今日は
この前の
合コン相手の一人と
その友達と四人で
遊ぶ。


「うん。行ける!!」

楽しみにしていた感じで答えたが
本音は
少々めんどうな気持ちだった。