「仁、後ろに居るのは誰?」





「やっぱ知らねーか。三島 雅人。綾瀬と三島は、クラウンの2トップ」






「そうなの。で、雅人君、宏樹君を家まで送ってもらえる? この足じゃ 不便だろうし」






「大丈夫ですよ」






「ほんと? じゃあお願いね」







「仁、仕事に戻らなくていいの?」







「夕方までは、休みだからだいじょーぶ」







「宏樹君と雅人君朝ご飯持ってくるから
少しまっててね」






そう言って


肩を並べて歩く2人の後ろ姿をみていた