コツコツと

足音が近づいてくる






シャーっと音を立て


カーテンが開けられる






「起きてる?」




そう言いながら


入って来たのは




本当に綺麗な女





「おはよう。 取り敢えず、水飲める?」





そう言って手渡された


ペットボトルの水を勢い良く飲む





「ありがと」






「いいえ。 名前、教えて貰ってもいい?」



そう綺麗に微笑みながら


聞いてくる