こんな風にタロウのこと思い出すのは… タロウにとってよくないのかな。 何だか切ないね。 …あのね…タロウに貰った犬笛、あたしペンダントにしたんだよ。 タロウの形見っていったら…これくらいしかないから。 何だかまだ…タロウが死んじゃったって信じられないんだ…。 いつも…側にいる気がするんだよ…。 流れる雲を見上げる頬を、暖かいものが伝うのを感じた。