「がんばって、ないよ。だって、だって……わたしっ、」
「私は、見ていた。つべこべ言うな。」
「ううーーっ」
めそめそと泣くシエリアをクラウジアは抱き上げた。
「いいこいいこ。」
その言葉を聞いて、シエリアはうとうとと夢の中へ沈んだ。
「……ウー」
ヴォルフラムが眉を寄せて“寝てしまったぞ”と唸る。
「気を張り詰めてたのだな。」
クラリスはお菓子を頬張る。
「御前はよく食べるな。」
「お前達のもあるぞ。」
「もらう。」
クラウジアはシエリアを抱っこしたままでお菓子を食べた。
ヴォルフラムは“いらない”という顔をする。
こうして、日常は戻ったのだった。
眠る少女の顔には恐怖はない。
それが、平和が戻った証明だ。
「私は、見ていた。つべこべ言うな。」
「ううーーっ」
めそめそと泣くシエリアをクラウジアは抱き上げた。
「いいこいいこ。」
その言葉を聞いて、シエリアはうとうとと夢の中へ沈んだ。
「……ウー」
ヴォルフラムが眉を寄せて“寝てしまったぞ”と唸る。
「気を張り詰めてたのだな。」
クラリスはお菓子を頬張る。
「御前はよく食べるな。」
「お前達のもあるぞ。」
「もらう。」
クラウジアはシエリアを抱っこしたままでお菓子を食べた。
ヴォルフラムは“いらない”という顔をする。
こうして、日常は戻ったのだった。
眠る少女の顔には恐怖はない。
それが、平和が戻った証明だ。


