【ピーンポーン♪】

お願い怒鳴って出てこないで!!!            
【ガチャ】

「「へ???」」

あたしと秀は頭の上に??が飛び交った。

「あぁ楓璃???」

そこにいたのは―…

「ゆ…優璃姉???」

そこにいたのは、あたしの姉。

8歳離れた優璃(ユウリ)姉だった。            
「な…なんで此所に…」

「ビックリした???」

「ビックリしたもなにも優璃姉東京で…一人暮らししてたんじゃないの???」

「あぁそのことなんだけど―…」

優璃姉が秀をみた。

「あっ!!この人は木下秀。」

「お姉さん秀です宜しくお願いします。」

「彼氏でしょ。楓璃。」

「う…ん。」

「あたしが居ない間にこんな彼氏連れてきちゃって。まぁ上がりなよ。二人とも。」

「うん!!」