ミステリアスな転校生

───昼休み───

「琴美、今日は随分と飲むね。珍しいー」


気がつくと目の前には500のペットボトルが
2本空いていて、3本目のも飲み干そうとしている所だった


なんだか今日は喉が乾く

動いてないのに汗が染み出てくる


「んー。なんか今日、暑くない?」

私の言葉に百合は目を丸くして驚いた

「え、まじ?私少し肌寒いんだけど…」


辺りを見渡すと、クラスメイト達はベストを着ている

ブラウス一枚で袖をめくってる私は少し浮いていたかもしれない


それでも、異常な程身体が暑い

暑くてたまらない






その後、午後の授業中もずっと暑さで頭がボーッとして内容が入って来なかった