「そうだ!すぐそこに美味しいケーキ屋があるんだ。そこにしよう!」 「うん、賛成!」 「合田さんって体格の割にケーキとか食べるのですね?」 優斗が驚く。 「優斗君、今の時代はね、男もケーキのおいしい店の1つでも知ってなきゃ、女の子がついて来ないよ。ねぇ、美穂さん?」 「そうですね。」 フフフと微笑む。 「じゃあ、早速行きましょうか!中川、会計宜しく。」 「ええっ、俺1人でか!?」 広いロビーに話し声と笑い声がいつまでも響いていた。 (終わり)